ぶりの「へら寿司」作り~2016年2月14日(日)

今日は,ぶりの「へら寿司」の作り方を習ってきました。

ぶりの間に,焼いたぶりをまぜこんだ酢飯を挟み込むという贅沢なお寿司です。

先生は,地元のお母さんお二人です。生徒も二人。

ぶりの入手が危ぶまれていたのですが,今日は,約6キロの天然ぶりが手に入ったということで,すでにおろしてくれていました。

そのぶりの身を3つぐらいに切ります。

  ↓

横からぶりの厚みに切れ込みを入れます。

  ↓

身は,切り離さないように。

  ↓

厚みに包丁を入れたぶり。

先生は一度,見本を見せてくれただけで,あとは,私たち生徒二人でやるようにとのこと。

丁度いいところに包丁を入れるのが結構,むずかしい。

 

下に塩,それから,並べた上からも塩をうすくふって,20分くらいおきます。

  ↓

これを酢に入れて締めます。

お酢1リットル以上,砂糖1カップ,塩大さじ2ぐらい?を入れて,それから,しょうがをたくさんすりおろして加えます。

  ↓

そこに,どんどん開いた身を入れていきます。

  ↓

約20~30分,漬け込みます。養殖ものだと,1時間ぐらい漬け込んだほうがいいそうです。

  ↓

酢でしめたぶりに,ごはんを載せて,ぐるっと巻き込みます。ごはんつぶが,ボロボロしてて,汚いですね(^^;)

  ↓

どんどんごはんを巻き込んで,並べていきます。

  ↓

巻き終わったら,すりごまをたくさん振りかけます。

  ↓

さらに,食べる前,バーナーで表面を炙りました。

  ↓

カットした小さめのもの。

  ↓

試食~。ぶりの歯ごたえがあって,新鮮なぶりならでは。酢や塩の感じもちょういい。美味しすぎます!

  ↓

使った酢飯。今日は,お米一升分。酢1カップ,砂糖1カップ,塩,すりごまに,焼いたぶりを入れたもの。ぶりでなくても,ほかのお魚でもいいとのこと。

  ↓

我々がお寿司を作っている間,お母さん達がほかのお料理も次々に準備してくださいました。

ぶり大根!

  ↓

仕留めたいのししのお肉で,いのししカツ。これも途中で,つまみぐいしました。すごく柔らかくて美味しかった。

  ↓

ぶりのお刺身。

  ↓

お料理を並べたところです。サラダ巻きも,途中,作り方を教えてもらって,作ったものです。素人なので,太さはばらばら。

  ↓

ビールまであけてもらって,農作業を中断してお昼を食べに戻ってきたご主人などと,6名で食事。

へら寿司が美味しいのはもちろん,すべてが美味しくて,この土地の食の豊かさを強く感じました。

ひがしやまという干し芋と,幻の芋けんぴ。

  ↓

ひがしやまは,紅はやとというお芋から作るそうで,作り方も説明してもらいました。

芋けんぴは,巷にあふれている砂糖がかかりすぎのものとは違って,砂糖がほとんどかかっておらず,芋の素朴な味わいがわかるもの。製法は秘密だそうです。

いも飴。

  ↓

お父さんのリクエストで,いももちを揚げたものと,ふつうのおもちを揚げたもの。

  ↓

お腹いっぱいになりました。

へら寿司なども詰めてもらい,おみやげに持たせてもらいました。

今日いろいろ教えてくださった二人のお母さんには,どう感謝してよいか分かりません。

ほんとに有り難いことです。

せっかく教えてもらったのだから,忘れないうちに,一度,復習しないといけませんね。