この忙しい中，金曜日に休暇を取り，１泊２日で，石川県に行ってきました。
半年以上前から，以前，出向時に一緒に仕事をした方から声をかけてもらってました。
金沢は学生時代に親友と二人で夏休みを使って旅して以来，はや××年。
そんなこともあり，仕事休むのは周りに迷惑がかかると思いつつも，えいや，で参加を決め，実に異質な組み合わせですが，年配のおじさま方３人と私との計４人で，いしかわのグルメ＆温泉を楽しんできました。
寒波が来ていて，天気はすごいことになってしまいましたが，この冬，はじめての雪を旅先で見ることができて，よかったかも。
金曜日は，朝早いフライトで小松空港に行き，レンタカーで，なぎさを走行できるという千里浜まで行ったのですが，悪天候で走行不可。それどころか，あられまじりの強風で，車の外に出られないほどの状態に。
能登の気候は厳しいようです。
その後，お昼は，金沢市内で。
金沢は，歴史の古い有名料亭が多いですが，４０数年と新しく（すでに十分歴史あり，と思いますが，女将さんは，新しいとおっしゃってました，），そして，ご主人ががんばっていらっしゃる「銭屋」さんへ行きました。
お料理は，なかなかレベルが高く，後半の方しか写真を撮らなかったのですが，前半に出てきたブリのお造りと，海老芋と巨峰の天ぷらは，印象に残る美味しいお料理でした。
コースの後半は，香箱がに（雌のずわいがに）やブリの焼き物など。
最後のデザートは，柿の上に塩麹のアイスクリームの載ったもの。
合わせた日本酒は，黒帯，でしたが，とても美味しい日本酒で，やはり北陸の日本酒は美味しいなぁと感心。
今年の１０月に，銀座の金沢，という情報発信のためのレストラン＆ギャラリーができたとのこと。
ここのご主人が，銀座の金沢のお料理の監修をされているようです。
今度は，銀座のほうにも行ってみようと思います。
このあと，兼六園に行きましたが，途中から雪になってきて，予定していた観光はせずに，この日の宿である粟津温泉へ。
夜のうちに雪が結構，降ったようで，一晩明けると，外は雪景色。
この日は，旅館で朝食を食べた後，那谷寺，白山ひめ神社，九谷焼美術館などに行きましたが，雪がかなり積もっていたし，寒かったので，観光はそこそこに。
雪の那谷寺（なたでら）。
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ふだん見ることのない雪景色は，とても風情があって美しいものでしたが，寒さは厳しかったです。
そして，二日目のメイン。ずわい蟹づくし。
みんなでお酒を飲むため，レンタカーは返却して，タクシーで橋立港のお料理屋さんへ。
私以外の３名は，２年前の同じ時期，ここの蟹を食べて感激し，再訪しようということになったようで，味は折り紙付き。
香箱がに。
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みごとなずわい蟹。足には，橋立港と，水揚げ地が書かれた青い札がつけられています。
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かにの刺身。かにみそをつけて食べます。
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焼き蟹。風味がいいです。
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かに雑炊。
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ほかにも，甲羅ごとの焼き蟹みそ，ブリ，甘エビなどのお刺身も出ましたが，やはり，圧巻は，これだけの量のずわい蟹を食べることができること。
まさに日本海の幸です。
ずわい蟹は，水揚げされる場所によって，松葉がにとか，越前がにとか，呼び名が変わるそうですが，このあたりのは，雄のずわい蟹を，加能がに，と呼んでいるそうです。
身がしっかり入って，ほんとに，お腹いっぱい食べました。ずわい蟹で，動けなくなるほど満腹になるなんて，贅沢です。
蟹を食べるのがメインの旅だったので，十分，その目的は果たしました。
最後は，タクシーで山代温泉まで行って，古総湯で掛け流しの温泉に入りました。
食べすぎたあと温泉に長めに入ったためか，ふらっとなって，湯あたり？って状態になりました。
そんなこんなで，少々外で涼んだのですが，そのとき，温玉アイス，というのを見かけました。
バニラアイスの上に温泉たまごがのせてあって，ちょっと甘めの醤油がかけてある。
温玉アイス
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お店の方に勧められ，お腹いっぱいだし，と思いながらも，食べてみたら，これは，十分アリ。たまごの濃厚さとバニラアイスがよくマッチしてました。
温玉アイスで急に元気回復。食い意地，恐るべし。
あとは，空港に行き，夜，１０時ころ羽田着。
東京は，全く雪や雨の気配もなく，乾燥ぎみの冬の関東の気候。
１時間程度のフライトなのに，日本の中でも，気候が大きく違うものです。
今回は，いろんな経験をする，という意味で，参加させてもらって良かったです。
来年３月１４日，金沢～東京間が新幹線で結ばれます。
アクセスが良くなるので，もっと気軽に金沢に行けるようになります。
さすが加賀百万石。まだまだ行ってみたいところ，食べてみたいものがたくさんあります。
次は新幹線に乗って，またおじゃましようと思います。
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